リサーチで、
世の中をもっと良くできる
Goodmillは「リサーチで、世の中をもっと良くできる」という想いから、2018年より推進している当社の社会貢献活動です。「非営利活動組織のマーケティング・リサーチ技術支援」「災害発生時の多面的な支援活動」「社員発信の社会貢献活動」を活動の3本の柱として、社会課題の解決などを支援しています。
支援の事例
1. 「Questant」「ミルトーク」特別無償プランの提供
マクロミルが提供するセルフ型リサーチサービス「Questant」と「ミルトーク」をご活用いただくことで、課題の可視化や仮説検証をスピーディーに行うことができます。
対象サービス
セルフアンケートツール「Questant」
- 通常プラン(年払い)の無償提供
アイデア収集ツール「ミルトーク」
- CSVダウンロード 年2回(下記の100件表示と同等機能を含む)
- 31件以降100件までを表示 年4回
対象団体
特定非営利活動法人(NPO法人)、認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)
利用団体の例(一部抜粋)
絵本を届ける運動
シャンティ国際ボランティア会が主催する『絵本を届ける運動』に参加。東南アジアの子どもたちに、現地語に翻訳したシールを貼った絵本を制作し届けるボランティア活動に参加しています。
中学生の職場体験
港区立港南中学校の職場体験を受け入れ。3日間にわたってビジネスマナーやリサーチの基礎、「Questant」を使ったアンケート作成や結果の分析、プレゼンテーションなどを体験してもらう取り組みです。
非営利団体向けの
リサーチ支援活動
マクロミルの調査ノウハウ、リサーチ技術、ソリューションなどを活用し、NPOや外部団体と協働で社会課題に関する実態調査を実施することで、受益者が日常的に肌で感じる課題を定量データとして可視化・実証し、各団体の世の中へ向けた課題提起や解決をサポートする活動です。
調査レポートのご提供例
- 株式会社Ridiloverとの事例
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「社会問題に関する実態調査レポート」
株式会社Ridilover代表 安部敏樹(あべ としき)様のコメント
今回の調査は、リディラバにとって、またソーシャルセクター全体にとっても2つの大きな価値がありました。
1つは、「無関心の定量化」です。「社会の無関心の打破」を理念に掲げるリディラバは複数の事業でその実現に向けてアプローチを続けていますが、本人に自覚がない無関心層が世の中にどの程度存在するのか、特に成人に対する定量的な調査は困難でした。しかし今回の調査で、1万人のサンプルのうち約2割が、あらゆるイシューに対して無関心ということが明らかになりました。この割合の改善を私たちは目指していきたいと思います。
もう1つは、「統計的思考のソーシャルセクターでの活用」です。データサイエンスは今注目されている分野ですが、スキルのある人材は少なく、ソーシャルセクターにおいても同じ傾向がより強くあります。その中で、今回の調査は私たちも設計プロセスに関わることができたため、仮説の立て方、クラスタの作り方などをマクロミルの皆さんと議論でき、社員教育の観点から大変有意義でした。今後も広くこういった議論ができる環境を作り、エビデンスに基づいた課題解決を考えることで、その効率とスピードを上げ、より価値の高い取り組みにしていきたいと考えています。
- 認定NPO法人マドレボニータとの協働調査
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「妊娠期・育児期のパートナーシップ実態把握調査レポート」
2020年妊娠期・育児期のパートナーシップ実態把握調査レポート
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リサーチの力で社会課題の解決に取り組む「Goodmill」のNPO向けリサーチ支援
第3弾は、「妊娠期から育児期の夫婦の意識」を定量的に可視化(2020年8月27日)認定NPO法人マドレボニータ 理事長 吉岡マコ(よしおか まこ)様のコメント
妊産婦の身体的・精神的ケアの必要性を謳って活動を始めた1998年当時、人々の意識は、性別役割分業に、今よりももっと縛られていたと思います。20年という歳月を経て、時代の流れとともに「子育ては女性の仕事」というアンコンシャスバイアスが相対化されるようになりました。女性も男性もその他の性も、子育ての大事な当事者であり、その喜びも大変さも、パートナーと共有することで絆が強まるという機運が高まっていると思います。また、社会とのつながりを持ち仕事を通じて自分の力を発揮することは、性別を問わず人間の大切な権利であり、そんな大人の姿を身近に感じて子どもたちは成長していきます。今回の調査でも、こうした新しい文化の息吹が、定量的に明らかになったとも言えると思います。
- 特定非営利活動法人クロスフィールズとの協働調査
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「組織外の活動・経験に関する調査」
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リサーチの力で社会課題の解決に取り組む「Goodmill」のNPO向けリサーチ支援
第2弾は「越境活動の経験で得られるスキルや経験者の意識」を可視化(2019年10月29日)NPO法人クロスフィールズ 代表理事 小沼大地(こぬま だいち)様のコメント
人材育成や社会貢献の領域は、その効果を可視化することがとても難しいため、どうしても定性的なストーリーだけで効果を語りがちです。そのため、なかなか十分な説得力を持てないということが悩みでした。今回、4,000人規模の定量的な調査を実施できたことは、この領域では非常に画期的なことでした。発表後は各方面から様々な反響があり、リサーチの力の大きさを思い知りました。これをきっかけに「越境活動」は更に大きな社会のうねりになっていくと思いますし、そうなるようにクロスフィールズとしても最大限頑張っていきたいと思います。
- 認定特定非営利活動法人カタリバとの協働調査
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「思春期の実態把握調査」
プレスリリースはこちら
マクロミル、NPO向けリサーチ支援開始 第1弾は「NPOカタリバ」
休眠預金活用法施行を背景に求められるNPO活動の成果の可視化を支援(2018年12月20日)認定NPO法人カタリバ 代表理事 今村 久美(いまむら くみ)様のコメント
政策提案に必要な調査や事業評価等を行う専門性をNPOが持つことは難しく、私たちがまさにそうですが、やりたくても何から始めればよいか分からない団体が多いのが現状です。 今回マクロミル様のご支援によって、初めて自分たちが主体となって課題の当事者の声を集めることができました。 是非今後の政策提案に活かしていきたいと考えています。 昨今、社会貢献のあり方を検討している企業様も増えています。 マクロミル様の取り組みは、企業が専門性を活かして社会貢献に取り組むことで社会をよりよくする、1つのモデルではないでしょうか。