各ステークホルダーに向けた取り組み 消費者パネル

的確な消費者インサイトの発掘

マクロミルのビジネスモデルと
消費者パネル

当社で活用可能な国内の消費者パネルは、創業以来20年以上をかけて独自に構築した自社パネル(130万人)と、M&Aを通じて大きく規模を拡大した提携パネルネットワーク(3,600万人)があり、前者はリサーチに特化した関係性から生まれる高い品質において、後者はその規模において、それぞれに高い競争優位性があります。
特に当社の自社パネルの中には、デジタルデバイスの進化に伴い、2014年からインターネットやスマートフォン上の行動データを提供いただくことが可能な、90万人を超えるデジタル計測パネルが含まれます。このため、アンケートの結果と実行動データを併せて分析し、実際の接触履歴や認知状況を踏まえた、より深い推定・分析が可能です。
さらにうち3万人のパネルからは、購入した商品のバーコードを日々スキャンしていただき、そのデータを10年近く蓄積したデータベースサービスを提供しています。本サービスにより、顧客企業は自社のマーケティング施策が、消費行動にどのように反映されているかを分析することが可能です。
このように、当社が自社パネルから取得可能なデータは多様化し、かつ深化しており、中には顧客企業が独自に取得することが難しいデータも含まれます。当社では、顧客が保有するデータと、自社パネルから取得するデータを統合的に取り扱うことで、顧客企業のマーケティング活動の効果を予想し、その効果をより詳細に検証する仕組みを実現しています。
当社が自社パネルからより正確なデータやインサイトを取得し提供することが、より的確な顧客企業の意思決定につながり、結果としてその成果が消費者や社会全体に還元されていくと考えています。

独自に構築した消費者パネル
(自社パネル)から、様々な
データを取得

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独自に構築した消費者パネルから、様々なデータを取得

自主調査レポートや定点観測調査データの公表

当社は、自社パネルから取得したデータやインサイトを、定点観測データや自主調査レポートとして、無料で公表しています。当該公表データの一部は、内閣府が公表する「月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料」への採用実績もあります。当社グループのこうした取り組みは、より直接的にサステナブルな社会の実現に役立っていると考えています。

安心・安全なデータの取扱いと推進

高品質なパネルデータと
安全な取扱い

当社グループでは、顧客企業から受け取るサービス対価の一部を自社パネルに対して謝礼(換金可能なポイント)として支払うことで、高品質な情報の収集を実現しています。

自社パネルやそこから取得するデータの品質管理においては、テクノロジーを活用した不正回答の排除、研究結果を生かした新しい品質管理手法の構築など、回答精度や取得するデータ品質を向上・担保するためのさまざまな取り組みを実施してきました。

また、自社パネルからは、リサーチデータを含むさまざまなマーケティングデータの取得・利活用について、明確な許諾を取得しています。昨今、GDPR(EU一般データ保護規則)などに代表されるプライバシー保護規制が各国で強化される中、顧客企業や自社パネルからお預かり・取得している情報をしっかりと管理することも提供サービスの品質の一部だと考えており、情報セキュリティの強化にも積極的に取り組んでいます。

モニタの品質管理ポリシー
https://www.macromill.com/advantage/monitor_policy.html

情報セキュリティポリシー
https://www.macromill.com/security.html

プライバシーポリシー
https://www.macromill.com/privacy.html

マクロミル品質管理体制

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マクロミル品質管理体制

※マクロミルモニタの個人情報保護に関しては、マーケティングリサーチ業界の国際行動規範であるESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)の「ICC/ESOMAR 国際綱領」および一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の「マーケティング・リサーチ綱領」を遵守しています。また、マクロミルでは、モニタの匿名性の確保、および個人情報の保管・管理について適切な処置を講じるとともに、「個人情報保護方針」を定め、適切かつ効果的に実践するために、個人情報保護マネジメントシステムを策定し、運用しています。詳しくは、マクロミルサイトの「プライバシーポリシー」をご覧ください