大規模システムのオールラウンダー、超論理的思考アーキテクト
ITアーキテクト T・H
「失敗が許されない」「前例のない」取り組み
現在の仕事
インターネットリサーチシステム「AIRs3」は10年以上前から稼動しているシステムで、ビジネス成長にシステムの性能が追いつかなくなってきている課題をもっています。この課題を克服して今後のビジネス成長にも耐えられるように、最近の技術も取り入れたシステム基盤に刷新するプロジェクトの計画に携わっています。この1年で新技術導入の検証や新しいシステム構成の構想、セキュリティ対策やシステム移行の方法などの検討・検証を積み上げて実現性の高い計画を立案して、次の1年で開発プロジェクトとしてシステム開発やインフラ基盤の構築をしていきます。
大規模なシステム停止が起きると会社の業績に大きなインパクトを与える基幹システムであり、大規模であるがゆえに大きなシステム構成の変更をした経験もなく、マクロミルにとって「失敗が許されない」「前例のない」取り組みです。
オンプレミス環境からクラウド環境に移行、WebアプリケーションサーバとRDBMSを別のものに変更とアプリケーションが載っている基盤が根本的に変更になるため、機能面・性能面すべてを問題なく移行するために何をすべきかをゼロベースで考えていくシーンも多くあります。この点が難しいけどチャレンジングでもあると感じています。
あの時の一言で、いまがある
仕事のポリシーとターニングポイント
働く時間を極限まで縮めるために、まずは最短距離でタスクを捌く方法かを考えています。毎回ゼロベースでやり方を見直して最短距離の方法がないか考えます。また「できること/できないこと」「したいこと/したくないこと」を明確にして、「できること」に集中するようにしています。個人的な「したいこと/したくないこと」で仕事のする/しないや優先順位を決めないようにしています。
また、中途入社して半年経った頃に「Quick-CROSS3」から「AIRs3」を担当するために異動したときが自分自身のターニングポイントです。異動前にグループのマネージャと今後の目標設定で面談をしたとき、私が『大規模システムの開発がしたい』と言った一言が発端で異動が決定しました。今があるのもその時の一言だと思っています。